【柳川川下り&昼ごはんモデルコース】水郷の町で心癒される日帰り旅プラン

福岡観光

※本記事にはプロモーションが含まれています。

福岡県南部の柳川市は、水の都・城下町として知られ、どこか懐かしく風情ある観光地です。
特に人気なのが、掘割(ほりわり)をゆったり進む川下りと、名物「うなぎのせいろ蒸し」。

この記事では、柳川観光の定番「川下り」+グルメランチを組み合わせた、日帰りモデルコースをご紹介します。


柳川ってどんなところ?

柳川市は福岡市から電車で約1時間の場所にある、歴史ある城下町です。
水路(掘割)が市内を縦横に流れ、その上を船でめぐる「川下り」は柳川ならではの体験。

四季折々の風景を眺めながら、船頭さんのガイドや歌を楽しむことができ、観光客にも大人気です。

  • 観光シーズン:春(桜)、夏(納涼)、秋(紅葉)、冬(こたつ舟)
  • 所要時間:約60〜70分
  • 料金:大人1,800〜2,000円(会社により異なる)

柳川川下り&ランチのモデルコース

時間内容詳細
10:30柳川駅到着西鉄特急で博多・天神から約1時間
11:00川下り出発乗船場からのんびり出発(予約推奨)
12:15下船&散策終点周辺で写真撮影&買い物
12:45名物ランチうなぎのせいろ蒸しや地元グルメを堪能
14:00北原白秋記念館 or 城跡公園文学・歴史ファンにもおすすめ
15:30柳川駅へゆっくり帰路へ(お土産購入も◎)

柳川川下りの魅力ポイント

① ゆったり流れる時間と風景

船は手こぎで静かに進むので、エンジン音は一切ありません。
柳並木や石橋、白壁の蔵など、まるで時代劇の中に入ったような非日常体験が味わえます。

② 船頭さんの語りと歌

柳川名物のひとつが、船頭さんの軽快なトークや柳川小唄
地元ならではの話に笑いあり、歴史ありで、あっという間の1時間です。

③ こたつ舟(冬限定)

冬にはこたつが設置された特別な舟「こたつ舟」が運航されます。
温かいお茶とみかんを片手に、川の上でぬくぬく体験ができる贅沢な時間です。


お昼は「うなぎのせいろ蒸し」がおすすめ!

柳川といえば、なんといっても「うなぎのせいろ蒸し」

蒲焼きにしたうなぎを、甘めのタレごはんと一緒にせいろで蒸した名物料理。
ふっくら仕上がったうなぎの香りと味わいは、まさに絶品です。

  • おすすめ店①:若松屋本店(創業160年の老舗)
  • おすすめ店②:元祖 本吉屋(ミシュラン掲載)
  • 価格帯:2,000〜4,000円(せいろ定食)

ランチタイムは混雑するため、事前予約 or 早めの来店がおすすめです。


+αで楽しみたいスポット

  • 北原白秋記念館:詩人・白秋の生家で、作品や私物を展示
  • 柳川城跡:お堀に囲まれた芝生の公園で、休憩にも最適
  • 柳川藩主立花邸 御花:庭園と歴史建築を見学できる文化施設

柳川で立ち寄りたい文化・歴史スポット3選

川下りとランチを楽しんだあとは、柳川の歴史や文学にふれる文化施設にも立ち寄ってみましょう。
静かで趣あるスポットは、癒しの時間をさらに深めてくれます。


① 北原白秋記念館(きたはら はくしゅう きねんかん)

柳川出身の詩人・北原白秋の生家を記念館として公開。
館内には、白秋の詩集や直筆原稿、愛用品などが展示されています。

  • 住所:福岡県柳川市沖端町55-1
  • 入館料:大人500円/高校生以下無料
  • 営業時間:9:00〜17:00(年末年始休館)
  • アクセス:川下り終点から徒歩約5分

▶ 公式案内ページはこちら


② 柳川城跡(やながわじょうあと)

かつての柳川藩の拠点「柳川城」の本丸跡。
現在は整備された芝生の広場になっており、堀に囲まれた静かな公園として地元民や観光客の憩いの場になっています。

  • 住所:柳川市本城町
  • 入場料:無料
  • アクセス:西鉄柳川駅から徒歩約15分
  • 見どころ:お堀の風景、石碑、散歩道

詩人・北原白秋とは? 柳川が生んだ文学の巨星

福岡県柳川市は、水郷の美しい景観だけでなく、日本を代表する詩人「北原白秋(きたはら はくしゅう)」の生誕地としても知られています。
明治・大正・昭和を生きた彼は、童謡・詩・短歌・歌曲など、幅広い分野で日本の近代文学と音楽に多大な影響を与えました。

この記事では、北原白秋の生涯と代表作、そして彼にゆかりのある柳川のスポットについて詳しくご紹介します。


北原白秋のプロフィール

  • 本名:北原 隆吉(きたはら りゅうきち)
  • 生年月日:1885年1月25日
  • 没年:1942年11月2日
  • 出身地:福岡県柳川市

北原白秋は、柳川市の裕福な商家に生まれました。
幼い頃から自然や詩に親しみ、早くからその才能を開花させました。
東京に上京後、与謝野晶子や石川啄木らと親交を深め、文壇でも存在感を放っていきます。

明治末期から大正・昭和初期にかけては、「白秋時代」と呼ばれるほどの人気を誇り、詩や童謡、校歌、唱歌など多岐にわたって作品を発表しました。


代表作とその魅力

■ 詩・短歌の世界

北原白秋の詩は、感受性豊かな言葉と情景描写が特徴。
自然、郷愁、恋愛などを題材に、リズミカルで美しい日本語表現を用いた作品が数多く残されています。

  • 『邪宗門』(1909年) – 白秋の詩人デビュー作
  • 『思ひ出』(1911年) – 郷里・柳川への思いを綴る
  • 『桐の花』(1913年) – 妻への愛を詠んだ名作

■ 童謡の作詞家としての功績

北原白秋は、童謡の礎を築いた詩人でもあります。
子ども向けながら、情感豊かで詩的な作品は今でも多くの人に親しまれています。

  • 「この道」
  • 「からたちの花」
  • 「あわて床屋」
  • 「ペチカ」

これらの作品は、作曲家・山田耕筰とのコンビで生まれた名曲ばかり。
今でも学校教育や合唱の場などで広く歌われています。


白秋と柳川のつながり

白秋にとって、柳川は原風景の地であり、創作の源泉でもありました。
自然豊かで、水路が張り巡らされた柳川の町並みは、彼の詩にたびたび登場します。

柳川の風景・川のせせらぎ・柳の葉・古い町家の静けさ——そうした情景が、白秋の作


アクセス情報

  • 電車:西鉄「柳川駅」まで特急で約50〜60分(天神発)
  • 車:福岡市内から約1時間10分/九州道みやま柳川IC経由
  • 駐車場:乗船場・飲食店周辺に無料・有料P多数あり

まとめ|柳川で心癒される非日常を体験しよう

柳川の川下りは、時間がゆっくり流れる癒しのアクティビティです。

  • 船でめぐる水郷の景色に癒される
  • 地元の味「うなぎのせいろ蒸し」で満足ランチ
  • 歴史ある町並みや文化施設も充実

日帰りでもしっかり満喫できる柳川旅。
福岡観光のひとつとして、ぜひ足を運んでみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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